
暖かくなってくると、冷たいアイスティーが欲しくなるね

でも、どの紅茶の茶葉がアイスティーに合うんだろう?

ここではアイスティーにおすすめの茶葉から、淹れ方まで解説するよ!
暑い季節になると恋しくなるのが、キンと冷えたアイスティー。
さっぱりとした喉越しと爽やかかつ香り高い風味は、夏の暑さを癒してくれますね!
しかし、アイスティーの味わいを左右する最も重要なポイントは、茶葉の種類です。
今回は、アイスティーにピッタリな茶葉の種類と、自宅で簡単に作れる美味しいアイスティーの作り方を紹介します。

まずはアイスティーの魅力から見ていこう!
アイスティーは、ホットの紅茶にはない美味しさと見た目の良さがあります。
ポイントはこの3つです♪
アイスティーの一番の魅力は、暑い日に感じる爽快感です。
冷たく冴えた味わいは、体の芯から涼しさを感じさせてくれます。
ホットティーとは違い、冷やすことで茶葉の渋み成分が穏やかになり、すっきりとした飲み心地が楽しめるのもいいところです。
アイスティーは様々な素材との相性が良く、フルーツやハーブ、ミルクなど、アレンジの幅が広いのも魅力です。
それぞれの茶葉の個性を活かしながら、シーンや気分に合わせて自分だけの一杯を創り出すことができます。
透明な器に注がれたアイスティーの琥珀色の輝きは、見た目にも美しく、飲む前から心を和ませてくれます。
レモンやミントなどを加えれば、さらに彩り豊かな一杯に仕上がります。

ここからは各茶葉の特徴を紹介!
インドのダージリン地方で5月中旬から6月にかけて収穫されるセカンドフラッシュは、「紅茶のシャンパン」とも称される高級茶葉です。
マスカテルフレーバーと呼ばれるマスカットのような香りがあり、フルーティーで芳醇な味わいが特徴。
アイスティーにすると、その爽やかな香りがより引き立ち、冷やすことで程よい渋みとのバランスが引き立てられます!
エレガントな風味を持つダージリンセカンドフラッシュのアイスティーは、特別な日のリフレッシュメントとしても最適です。
スリランカ中央高地で採れるディンブラ茶は、標高の高い地域で栽培されることから、爽やかでクリアな味わいが特徴です。
香りが強く、渋みと甘みのバランスが良いため、アイスティーにすると誰でも飲みやすく仕上がります。
特に夏場に冷やして飲むと、そのすっきりとした爽快感が際立ちます。アイスティー初心者の方にもおすすめできる、バランスの取れた味わいです。
同じくスリランカの高地で採れるウバ茶は、独特の強い香りとコクのある味わいが特徴です。
モンスーンシーズンに収穫されるウバ茶は、他の茶葉には見られない独特の風味を持っています。
アイスティーにすると、その深い風味と甘みが残りつつも、冷やすことで飲みやすくなります。
レモンや柑橘系のフルーツを加えると、その風味がさらに引き立ち、贅沢な一杯に仕上がります。茶葉本来の個性を楽しみたい方におすすめです。
ベルガモットオイルで香り付けされたアールグレイは、柑橘系の爽やかな香りが特徴です。
この香りの元となるベルガモットは、イタリア南部で収穫される柑橘類で、独特の芳香を持っています。
アイスティーにすると、その香りが際立ち、すっきりとした味わいを楽しめます。
ミルクや砂糖を加えても美味しく、様々なアレンジが可能。アイスティーの中でも特に人気があります。
アールグレイのアイスティーは、食事との相性も良く、一日中楽しめる一杯です。

おすすめの紅茶がわかった!でも、どう淹れればいいの?

じゃあ、2通りの美味しい淹れ方を紹介するね!
時間はかかりますが、茶葉本来の風味を最大限に引き出し、渋みを抑えた優しい味わいのアイスティーが楽しめる方法です。
- 茶葉を通常の2倍量(カップ1杯あたり約4g)用意します
- 水出し用のポットに茶葉を入れます
- 冷水(室温の水)を注ぎます
- 冷蔵庫で6〜8時間かけてゆっくり抽出します
- 茶葉をこして、氷を入れたグラスに注ぎます
この方法は、特にダージリンやディンブラなど、繊細な香りの茶葉に適しています。
じっくり時間をかけることで、タンニンの出過ぎを防ぎ、まろやかな味わいになります。
短時間で作れる方法で、茶葉の風味をしっかりと抽出し、より濃厚な味わいを楽しめます。
- 茶葉を通常通り(カップ1杯あたり約2g)用意します
- 熱湯(90〜95℃)で3〜5分間抽出します。湯の量はホットティーに使われる量より少なめにしてください。
- 茶葉をこします
- たっぷりの氷を入れたグラスに熱い紅茶を注ぎます
- 氷が溶けて適度に冷えたら完成です
この方法は特にウバやアールグレイなど、しっかりとした風味の茶葉に向いています。急速に冷やすことで、香りと風味を閉じ込めます。

アイスティーの魅力は、様々なアレンジができること。ぜひやってみてね!
- レモンやオレンジなどの柑橘類のスライスを加えると、さらに爽やかな風味になります
- ミントの葉を加えると、清涼感が増して夏にぴったりです
- ハチミツや砂糖などで甘みを加えると飲みやすくなります
- ミルクを加えると、まろやかな味わいのロイヤルミルクティーに仕上がります
- フルーツシロップを加えると、カフェのようなフレーバードティーが楽しめます

アイスティーはこんな場面でも活躍するよ!
大きなピッチャーにたっぷりと作ったアイスティーは、ホームパーティーの定番ドリンクです。
様々なフルーツを浮かべたアイスティーは、見た目も鮮やかで、おもてなしの場を華やかに彩ります。
保冷ボトルに入れたアイスティーは、暑い日のピクニックやアウトドアの強い味方です。
水分補給とリフレッシュ効果で、夏の活動をよりアクティブに楽しむことができます。
オフィスで、家事の合間に、読書タイムに。
日常生活のあらゆるシーンで楽しめるアイスティーは、カフェインの量も調整しやすく、一日を通して飲める便利な飲み物です。

アイスティーにピッタリな茶葉がわかった!これから作ってみるよ!

楽しみ方も無限大♪
アイスティーは茶葉の選び方や抽出方法、アレンジ次第で、様々な味わいを楽しめます。
日常的に楽しむなら扱いやすいディンブラやアールグレイ、特別なひとときにはダージリンセカンドフラッシュ、個性的な風味を楽しみたい時にはウバを選ぶなど、気分や場面に合わせて茶葉を選んでみてください。
自宅で簡単に作れるアイスティーで、暑い季節を爽やかに乗り切りましょう!