ブレンドコーヒーおいし〜!
すごいよね、ブレンド。こんなおいしいコーヒーができるんだもん!
たしかにそうだね。なら、自分でも作ってみたらどうかな?
ええ!?自分でブレンドコーヒーを作る!?わたしにできるかな~
できるよ!今日はコーヒーのブレンドについてお話しするね!
さまざまな種類のコーヒーを合わせて作るブレンドコーヒー。
お店によってこだわりがあるコーヒーは、いわば、そのお店の顔。
コーヒー屋さんが試作に試作を重ねて作るブレンドは、やっぱりおいしいですよね。
「ブレンドって大変なんだろうな〜」
「どんな風に作っているんだろう?」
そう思ったら、ちょっと体験してみてはどうですか?
「そんな簡単にできるの?」
まずは二種類のコーヒーから始めてみましょう。
お気に入りのコーヒー豆で、自分だけのオリジナルブレンドを作ってみませんか?
頑張って作ったブレンドは、きっとおいしいですよ。
ブレンドってそもそもどういうこと?
ブレンドコーヒーとは、違う種類のコーヒーを数種混ぜて作ったコーヒーです。
さまざまなコーヒーを混ぜることで、コーヒー豆のよさを引き出します。
お店のブレンドコーヒーは、店の理想の味のコーヒーを作り看板商品として売り出しています。
お店独自のブレンド名も、個性的で顔になりますよね。
逆に、一つの種類のコーヒー豆のことをストレートコーヒーと呼びます。
ストレートコーヒーは、産地や生産国、品種名で呼ばれています。
ブレンドコーヒーは、たくさんのストレートコーヒーを組み合わせて作ります。
無限の組み合わせと、味や香りがあるのですね。
作る人の個性も光るので、まるでアートのようです。
そんなブレンドコーヒーを、自分で作れたら楽しいですよね。
どう作っていくか、見ていきましょう。
ブレンドってどうやるの?
ブレンドコーヒーを作るためにはコツを覚えておきましょう。
これがあるだけで、ブレンドづくりがやりやすくなります。
豆をブレンドする方法には、二種類あります。
プレミックスとアフターミックスです。
プレミックスは、生豆の状態でブレンドします。
ブレンドしてから焙煎を行うのですね。
焙煎した後からブレンドしなくていいので、簡単ではありますが……個人で楽しむにはちょっと難しいですよね。
アフターミックスは、豆を焙煎した後にブレンドします。
一種類ずつ焙煎する手間がありますが、豆と豆のおいしさを最大限活かすことができます。
焙煎した豆があればブレンドができるので、豆を揃えればできそうです。
ブレンドを作るには、押さえておきたいポイントがあります。
そのポイントを見ていきましょう。
POINT
- 味をイメージする
- ベースを決める
- 主役とアクセントを決める
作る前に、どんな味のコーヒーを作りたいかイメージしておきましょう。
「コクが強い」
「酸味がアクセントになっている」
「複雑な味わいで、苦味が効いている」
など、言葉にしてみましょう。
ある程度決まっていないと、ブレンドを作る過程で
「どんなコーヒー作りたかったんだっけ……」
と迷子になってしまいます。
そのうち投げやりになって、完成しなくなることもあるかもしれません。
指針となるイメージを決めておくと、ブレンドづくりがスムーズになりますよ。
まずは、味のベースとなる豆を選びましょう。
土台のようにしっかりと根を下ろしてくれて、主役やアクセントを引き立ててくれるものがいいでしょう。
バランス良く、足りない部分を支えてくれる、そんな豆がいいですね。
安定感のあるブラジルやコロンビアがおすすめです。
ブレンドに迷ったら、ベースを意識して入れると楽になりますよ。
ベースが決まったら、主役とアクセントをつけましょう!
ベースより際立つような、個性的な豆がいいかと思います。
アクセントも個性が光る豆がいいでしょう。
主役は味の比率が多めで、アクセントがキラリと光るようなイメージです。
アクセントはちょっとだけ入れるといいですね。
ベース、主役、アクセントが決まったら、ブレンドもできあがります。
そこからこの3つをどの比率で入れるかを探っていきますよ。
いきなりベースとアクセントと主役を考えるって、ムリ!
ですよね。私もそうです。
それなら、最初は二種類のコーヒー豆をブレンドしてみましょう。
これからやる私のブレンドコーヒー作りも、二種類から始めています。
ベースと主役、ベースとアクセント、など、シンプルに決めて作っていきます。
どんな感じで作っていくか、覗いてみましょう!
ブレンドをやってみた!
では、実際に私まろうがブレンドを作っていきます!
まずは二種類のブレンドからいきますよ!
参考になると嬉しいです♪
まずはどんな味にしたいかイメージを作ります。
今回、私のイメージは……。
味のバランスがよく、複雑な味わいの中にコクと苦味が効いている。
アイスでもミルクを入れてもいい、いわゆるコーヒーらしいコーヒー!
と、決めてみました。
ザ、コーヒー!みたいなものが作りたいんですね。
果たしてそんなコーヒが作れるのか?
ドキドキ。
バランスのよいブラジルNo.2と、コクのあるブラジルショコラを選びました。
ショコラは自分の舌では、コクと苦味が強いので、バランスのよい中でそれが効いてくれるのでは?
と想像し選びました。
あと、どちらもバランスよいので失敗しないかな〜と。
その分、個性が出るか心配ではありますが……。
私は焙煎を趣味にしているので、自分で焙煎して豆を作り、ブレンドしていこうかと思います。
【体験談】自宅でコーヒー焙煎を始めよう~お茶好き女子の自家焙煎体験談~
二種類のコーヒーの比率の数は9通り。
つまり9回ブレンドして、試飲する必要があるんですね。
焙煎したNo.2とショコラをブレンドして飲んでいきます。
もちろんできたコーヒーは全て飲まずに試飲します。(9回も全てのコーヒーを飲んだらどうなることやら)
結果……
少しの試飲でも、9回飲むのはキツかったです……。
最後辺りは頭がふらふらクラクラしてきました。
これをプロの方は毎日やっているのでしょうか?
正直頭が上がりません。ちょっと舐めてましたすみません!
でも3つほど、これはいいかも?というブレンドが絞れました。
また明日、残った3通りを試飲して決めていこうかと思います。
翌日、残りの3通りを淹れて飲んでみました。
飲んでみて、ぴったりのブレンドが決まりましたよ!
これでオリジナルブレンドの完成です!
コクと苦味がありながら、バランスよく複雑な味。
ミルクを入れてもアイスでもおいしい。
まさにそんなコーヒーが出来ました。
家族に飲んでもらったら「おいしい」と言ってもらえたので嬉しい♪
でもなにより、自分のブレンドを作ったこと自体が楽しかったです。
そしてそれが完成できた喜びも。
実はひっそりブレンド名を決めているのですが、恥ずかしくて誰にも言っていません。
いいんです。自分で楽しめれば。だってやってみたいからやったんですから。
自分なりに楽しめばいいんです。
まとめ
ブレンドづくり、楽しかったな〜!
オリジナルブレンド……。
自分で作ると、さらに愛着が増すよね!
楽しさが伝わったでしょうか?(つらい部分もありましたが)
今回はブレンドづくりのポイントと、私まろうの体験談でした。
ブレンドコーヒーは、ストレートコーヒーがあれば作れちゃいますよ!
自分で焙煎した豆なら、さらに愛着度アップです。
ちょっとこだわってはいかがですか?