コーヒー大好き!でも、味の違いを話そうとしてもわからない……。
おいしいコーヒーを薦めるときに引き出しがあるといいんだけど
コーヒーを飲むときにあることに気をつけたら、
もっと表現の幅が広がって楽しいよ!
今回は、どうしたらコーヒーの味や香りの違いがくわしくわかるようになるか話すね
コーヒー大好き!
でも、いざ「こんなコーヒーだよ」って話したいときに言葉が出てこない。
もっとコーヒーの味や香りの違いをわかるようになってみたい!
「苦い」「酸味がある」
そこからもっとくわしくなりたい!
ここでは、コーヒーの味や香りをたとえたり表現するコツについて話します。
コーヒーを語る上で大切なフレーバーというものや、
どうやったら味や香りの違いがわかるようになるかのヒントになると嬉しいです♪
フレーバーで味や香りをたとえてみよう
フレーバーってなに?聞いたことあるけど……?
コーヒーの表現にどう使うの?
順に説明していきます。読んでいきましょう!
コーヒーの味を伝える5つの要素
コーヒーの味を話すとき、この5つを使うと思います。
- 苦味
- コク
- 酸味
- 甘み
- 香り
苦味はコーヒーに欠かせないものですよね。
コーヒーは苦いのが大好き!むしろ苦いのがコーヒー!という方も多くいらっしゃいます。
中には、酸味や甘みなど華やかな味と香りのコーヒーもあります。
スペシャリティコーヒーや浅煎りのコーヒーに多く見られます。
コクもコーヒーには大事なものですよね。
苦味とコクがマッチしたコーヒーは、ほっとリラックスできます。
また、香りがほかのコーヒーより強いものもあります。
香り重視というコーヒーもあるでしょう。
さまざまに特徴があるのが魅力なコーヒー。
この5つが表現でも一般的ですが、今日はそこからさらに踏み込んで、フレーバーで味や香りを表現してみましょう!
フレーバーで表現する
酸味、苦味など味わいや香りをまとめたものをフレーバーといいます。
フレーバーは食べ物で表現します。
フルーツ系
ナッツ系
チョコレート系
などさまざま。
中にはゴムや石油など、マイナスなフレーバーもあります。
フレーバーをある程度理解できたら、コーヒーを話すときにとてもベンリ。
でも、フレーバーって何があるの?
軸となる二つの指標を紹介します!
世界全体で共通して理解し合えるために、SCAA(アメリカスペシャルティコーヒー協会)が開発しました。
また、コーヒーショップ独自のフレーバーホイールなどもあります。
フレーバホイールは、丸い円の形をしています。
内側からナッツ、花、フルーツと少しずつ味の特徴を定めていきます。
最終的にはグレープフルーツやアーモンドなど、食べ物そのまままで例えられるようになります。
また、2017年に発表されたツリー型のテイスティングやカッピングに使えるフレーバーツリーもあります。
フレーバーツリーは、フレーバーホイールより情報が新しいですが、
初心者でも視覚的にわかりやすいのはフレーバーホイールだと思います。
使っている人も多いので、まずはフレーバーホイールから試してみるとよいでしょう。
POINT
ナッツやフルーツなど、食べ物で表現するフレーバー
コーヒーの味や香りを分類するためにフレーバホイールとフレーバーツリーがある
フレーバーがわかるようになるコツ
「フレーバーホイールもフレーバーツリーも意味わかんない!」
「初心者だけどわかるようになる?」
コーヒーの味や香り、つまりフレーバーがわかるようになるコツを紹介します。
大事なのはこの3つ!
- とにかくたとえてみる
- コーヒーテイスティングメモを作る
- コーヒーを楽しむ!
最初はナッツとかフルーツなんて言われてもわからないですよね。
大丈夫です。わたしもさっぱりわかりませんでした!
少しずつコーヒーの味や香りを表現しつづけて、これまた少しずつ掴めるようになりました。
だから最初はわからなくて当然!気にしないでください。
まずは酸味、苦味の二種類からはじめましょう。
酸味が強い、苦味があるから
甘みがあるな、コクも感じるとなり
どちらかというとチョコレートみたいかな?ナッツぽい香ばしさ?
……と、少しずつ感じていくようになります。
コーヒーの味、香りの評価は個人それぞれですので、間違いも正解もありません。
正しいはないので、自分なりに感じて表現しましょう。
コーヒーを楽しんだら、素直に思った味わいを言葉にしてみてください。
何度かそれを繰り返すことで、だんだんと特徴や個性を掴めるようになります。
「こんなフレーバーかな?」
とコーヒーを飲んで気づいたら、メモをとりましょう。
あなただけのコーヒーテイスティングメモです!
メモと言っても、バリスタなどのカッピングノートのような専門的でなくていいんです。
スマホのメモでもいいから、味や香りのフレーバーをメモして見返せるようにしておきましょう。
ちゃんと形にして記録するのです。
アウトプットすることで、フレーバーの知識を積み上げるのです。
飲んだらその場でささっとメモしましょう。
私はLINEに1人だけのグループを作って、写真をとって味のメモを残しています。
なんでもいいので、自分がメモしやすいものを使ってコーヒーを記録しましょう。
ネットで、飲んだコーヒーの特徴を調べてメモに貼り付けてみるのもおすすめです。
どうしてこんな味がするのかがわかったり、意外な情報に驚いたりもします。
コーヒーの知識もついて、どんどんコーヒーについてくわしくなりますよ。
一番大事なのが、とにかくコーヒーを飲む!
自分の気になるコーヒーや好きなコーヒーをたくさん飲んでください。
たくさん楽しんでください。
「フレーバーわからないと!たとえなきゃ!」
と気張らなくていいんです。
飲んだついでに「こんな味かな?」とメモすればいいんです。
義務にしないで、自由に楽しんでください。
いろんなコーヒーを飲んで、上記のことを心に留めておきましょう。
イヤでもメモが溜まりますよ。そして、いつのまにか経験として積み重なっています。
コーヒーを楽しんでたくさん飲んでみることが、一番大切です。
そのうち、自然とフレーバーがわかるようになりますよ。
コーヒーから漂う香りも、豆によって違います。
フレーバーがわかるようになると、漂う香りにも違いを感じるようになります。
コーヒーの香ばしさや、フルーティーなものまでさまざまな香りを感じられます。
ちょっとだけ例を。
ブラジルショコラナチュラル コーヒー特有のコクのある香ばしさ、ビターチョコ
ロブスタ カネフォラ(ロブスタ)特有の麦茶のような独特な香り
コロンビア 明るく酸味や甘みを感じさせる
フルーツフィールド これでもかという熟した甘い果実
自分なりに自分の味わいを見つけてみましょう!
ブレンドを作った際、正直なところ私は心配だったんです。
配合の微妙な差を、果たして自分の舌で理解できるかどうか……。
ですが、飲んで驚きました。
3:7や4:6のような、味の微妙な違いを感じることができていたのです。
注意深く味わっていくと、その微妙な差でも理解できるようになれるのかー!と感動しちゃいました。
私でもわかったんだから、誰でもわかります。
味の違いも楽しみましょう♪
まとめ
コーヒーの味を表現するのは、基本はこの5つだと思います。
- 苦味
- コク
- 酸味
- 甘み
- 香り
ですが、フレーバーホイールやフレーバーツリーを使えば、
コーヒーの味や香り、つまりフレーバーを例えやすくなります。
そして、コーヒーのフレーバーをわかるコツが
- とにかくたとえてみる
- コーヒーテイスティングメモを作る
- とにかくコーヒーを楽しむ!
きっとコーヒーの魅了が広がります。
コーヒーを楽しんで飲んで、深めていきましょう!