
クイズです。春といえば…なんでしょう?

…正解は新茶の季節!4月から新茶がどんどん採れるよ!

わかんないよ~
暖かくなり、チャノキ(お茶の木)の芽が出てくる春の季節。
美味しい一番茶を飲むことができます。

そもそも新茶って?どう楽しむの?
新茶といっても…わからないことばかりですよね。

なら、一緒に新茶について知っていこう!
この記事では、新茶とは何か?新茶の淹れ方、保存方法、楽しみ方など解説します。
新茶が待ち遠しくなりますよ♪
新茶とは、その年の一番最初に摘まれた茶葉から作られる日本茶のことを指します。
日本の茶畑では、冬の寒さを乗り越えた茶の木が、暖かくなる春に向けて一生懸命に新しい芽を出します。
一般的に春先(4月から5月上旬)に収穫される若い茶葉から作られる緑茶で、新茶は「一番茶」とも呼ばれています。
この若々しい最初の芽を丁寧に摘み取って作るのが「新茶」なのです。
新茶の特徴としては
- 香りが強く爽やか
- 渋みが少なく甘みがある
- 色が鮮やかな緑色
- アミノ酸が豊富で旨味が強い
日本では昔から「新茶」の収穫を喜び、「お茶摘み」という風景は春の風物詩として親しまれてきました。
新茶の季節が到来すると「新茶祭り」などのイベントが開催され、新茶を楽しむ文化があります。
また、「八十八夜」(立春から数えて88日目、5月初旬頃)に摘まれる茶葉は特に良質とされ、珍重されています。

その年最初のとれたてのお茶なんだね!美味しそう!

新茶の美味しさは格別だよ。ぜひ飲んでみてね!
ここからは新茶を楽しむ知識を紹介していきます。
淹れ方や楽しみ方を知って、新茶を楽しもう!
新茶は繊細な風味を持つため、淹れ方にこだわることでその魅力を最大限に引き出せます。

ちょっと工夫するだけでもっと新茶のうま味を感じられるよ
- 適温: 70〜80℃(熱湯ではなく)
- 浸出時間: 30秒〜1分程度(一般的な煎茶より短め)
高温のお湯で淹れると渋みが出やすくなり、新茶本来の爽やかな甘みや香りがなくなってしまいます。
なので、沸騰したお湯を一度湯のみに注ぎ、少し冷ましてから茶葉に注ぐ方法がおすすめです。
通常の煎茶よりも少なめ(湯のみ1杯に対して茶葉2~3g程度)

せっかくの新茶を長く楽しむためには、正しい保存方法が大切だよ
新茶を美味しく保存するにはこの4つを意識しましょう。
- 冷蔵庫で保存(ただし、他の食品の臭いが移らないよう密閉容器に入れてください)
- 遮光性のある容器を使用
- 湿気を避ける
- なるべく早めに飲み切る(購入から1〜2ヶ月以内がベスト!)
遮光性のある容器ですが、古くからお茶を保存する容器「茶筒」があります。
見た目も美しく、お茶を美味しく保存できるのでぜひ手にとってみてください。

こんなシーンで新茶を楽しもう♪
朝日とともに新茶を一服いただくと、さわやかな香りで一日の始まりを清々しく迎えられます。朝食前の空腹時に飲むと、新茶の甘みや香りをより繊細に感じ取れます。
お茶と言えば、和菓子!ですよね。
新茶の爽やかな風味は、あっさりとした和菓子と特に相性が良いです。
- 桜餅や柏餅などの春の季節感を感じる和菓子
- 羊羹や饅頭など甘さ控えめの上品な和菓子
- 若草色の色合いを持つ抹茶味のお菓子
新茶の季節に合わせて、小さな茶会を開くのも素敵な楽しみ方です。
その年初めての新茶を皆で味わい、春の訪れを感じながら語らいの時間を持つことで、日本の茶文化の豊かさを再認識できます。
新茶は淹れる回数によって味わいが変化します。二煎目、三煎目と回を重ねるごとに異なる風味が現れるので、それぞれの味わいの違いを楽しむことができます。
- 一煎目: 爽やかな香りと甘みが特徴
- 二煎目: 旨味が増し、より深みのある味わいに
- 三煎目: まろやかさが増し、優しい風味に

どんどんと変わっていく風味を楽しめるのも日本茶のいいところだね

特に新茶は季節もの。その時期にしか楽しめない味わいを、何煎も楽しめるのは贅沢なひととき!
日本各地の茶産地には、産地ごとに新茶の個性が異なります。
飲み比べをすれば、産地ごとの新茶の美味しさを楽しめます。

お茶の産地の新茶の特徴を詳しく解説するよ
静岡県は日本最大のお茶の生産地で、その新茶は「バランスの良さ」が特徴です。
- 香り: さわやかな青々しさと甘い花のような香りが調和しています
- 味わい: 適度な渋みと甘みのバランスが絶妙で、後味がすっきりとしています
- 水色(すいしょく): 明るい黄緑色で透明感があります
- 代表的な品種: やぶきた、あさつゆ、さやまかおりなど
京都府の宇治茶は、日本茶の中でも特に歴史が古く、上品さで知られています。
- 香り: 華やかで高い香気があり、独特の「宇治香」と呼ばれる芳醇な香りが特徴です
- 味わい: 上品な甘みとうま味が強く、渋みは控えめです
- 水色: 濃い緑色で艶があります
- 代表的な品種: やぶきた、さみどり、ごこうなど
福岡県の八女地方で生産される八女茶は、深いコクとまろやかさが特徴です。
- 香り: おだやかで深みのある香りがします
- 味わい: 濃厚なコクとまろやかな口当たり、長く続く余韻が特徴です
- 水色: 濃い緑色で深みがあります
- 代表的な品種: やぶきた、さやまかおり、おくみどりなど
南国・鹿児島県の茶葉は、温暖な気候を活かした特徴があります。
温暖な気候により3月下旬から、全国で最も早く新茶の収穫が始まります
- 香り: フレッシュで爽やかな香りが強く、若々しさが際立ちます
- 味わい: さっぱりとした飲み口ながら、しっかりとした味わいがあります
- 水色: 濃い緑色で鮮やかさがあります
- 代表的な品種: やぶきた、ゆたかみどり、さえみどりなど

新茶の飲み比べをするなら、この5つが大事なんだね!
- 温度に気をつけよう: 各産地の茶葉に適した温度で淹れましょう(一般的に60〜80℃)
- 茶器選びも大切!: 白い湯呑みだと水色の違いが分かりやすいです
- 順番に飲んでみよう: 淡い味わいから濃い味わいへ順に飲むといいですよ
- 間隔をあけて: 味の違いを感じるため、一煎ごとに口をすすぎましょう
- 記録してみよう!: 香り、味、色などの特徴をメモしておくと学びが深まります
新茶の季節には、各地の茶舗で産地別の飲み比べセットが販売されることもありますので、ぜひ試してみてください。
それぞれの産地の特徴を知ることで、日本茶の奥深さをより一層楽しめるようになりますよ。
「お茶摘み」なので知られる新茶は、一番茶とも呼ばれるその年の最初に採れるお茶の葉。
香り、甘味、旨味の3つの特徴が揃っています。
少し冷ましたお湯で、短時間で抽出すると美味しさUP
和菓子で楽しんだり、何煎も淹れて味を楽しむのもまたいいですね。

各産地の新茶を楽しむのも、お茶の奥深さを味わえるよね
冬の厳しさを乗り越えた若葉。そこから生み出されるお茶は格別です。
今年の新茶の季節が訪れたら、ぜひ丁寧に淹れた一杯で春を感じてみてください。